参照情報

Reference Information

建築分野におけるBIMの標準ワークフローとその活用方策に関するガイドライン(第2版)

分類

日本の取り組み

名称

建築分野におけるBIMの標準ワークフローとその活用方策に関するガイドライン(第2版)

作成者

建築BIM推進会議(国土交通省)

リンク先

https://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/content/001488797.pdf

内容

「建築分野におけるBIMの標準ワークフローとその活用方策に関するガイドライン(第2版)」は、日本の建築分野におけるBIM活用を推進するために、建築BIM推進会議(国土交通省)が取りまとめたガイドラインです。

本ガイドラインは、建築物の企画・設計・施工・維持管理・運用に至るライフサイクルにおいて、BIMを活用する際の標準的なワークフローや関係者の役割分担を整理し、関係者間で共通の理解を持つことを目的としています。

具体的には、建築プロジェクトにおける各段階の業務区分(ステージ)と、その中でBIMをどのように活用するかを示すとともに、設計者・施工者・発注者などの関係者がどのように情報を作成し共有するかについて整理されています。

また、日本におけるBIM活用の現状として、設計や施工など各プロセスで個別にBIMが利用されるケースが多く、ライフサイクルを通じて情報が一貫して活用されていない状況があることが指摘されています。そのため、本ガイドラインでは、設計・施工・維持管理を通じてBIMを活用する標準的なワークフローを示しています。

解説

このガイドラインは、日本における建築分野のBIM活用を促進するために、建築プロジェクトの標準的な業務プロセスとBIMの活用方法を整理した実務的な指針です。

国際的には、建設分野の情報マネジメントの枠組みとして ISO 19650シリーズ が整備されています。本ガイドラインでも、建築物のライフサイクルを通じてデジタル情報を活用する考え方が示されており、この点ではISO 19650の考え方と共通する部分があります。

一方で、本ガイドラインは主に日本の建築実務を前提として、BIMの活用方法やワークフローを整理したものであり、ISO 19650のように情報マネジメントの体系を示したものではありません。そのため、ISO 19650と比較すると、建築プロジェクトにおけるBIM活用の実務的な整理を目的としたガイドラインとして位置付けることができます。

なお、本ガイドラインについては、今後の改訂において ISO 19650への対応を含めた整理を行うことが検討されており、第3版では国際的な情報マネジメントの考え方との整合を図ることが計画されています。

掲載日

2026年4月1日

担当者

伊藤久晴