IM用語の解説

Information Management Glossary

ステータスコード

英語名

Status Code

出典

ISO19650-1:2018 3.3.13

規格での説明(原文)

meta-data describing the suitability of the content of an information container

規格での説明(日本語)

情報コンテナのコンテンツの適格性を記述するメタデータ

説明

ISO 19650におけるステータスは、共通データ環境で説明したように、CDEワークフローにおける情報コンテナの利用段階(作業中・共有・公開・アーカイブ)です。これはCDEワークフローにおいて、下図のような段階を示します。

そのステータスにおける情報コンテナの状態を管理するものが情報コンテナのメタデータとなるステータスコードです。ステータスコードは、その段階における情報コンテナが、作業中・レビュー中・承認・否認などの、活動の状況や結果を表しています。このステータスとステータスコードによって、情報コンテナが、その時にどのような状態であるか、誰でもが確認出来るという仕組みです。

ステータスコードは、その情報コンテナがレビュー用なのか、承認済みなのか、施工や運用に使用可能なのかといった利用目的への適合性を明示する役割を持ちます。これにより、CDE内で管理される情報の誤使用を防ぎ、利用範囲を明確にします。

解説

ステータスコードの定義として、「メタデータ」という用語が用いられています。これは、ステータスコードが情報コンテナの内容そのものを変更するものではなく、情報コンテナの「意味づけ」や「利用可能範囲」を説明する追加情報であることを示しています。メタデータは、CDEにおいて、情報コンテナに付与される属性情報のことであり、Autodesk Docsでは、「ファイル属性」という名称で管理されています。

ステータスコードは、情報コンテナのメタデータ(ファイル属性)の一つとして付与されるコードであり、情報コンテナがCDEワークフローのどの状態にあるのかを示します。

この概念により、情報コンテナはCDE内で単に保存されるのではなく、その情報コンテナが現在どのステータスにあるのかを利用者が確認できるようになります。例えば、作業中の情報コンテナでレビューを行ったり、レビュー中の情報コンテナを承認前に他のチームに渡したりといった誤った利用を防ぐことができます。

掲載日

2026年4月1日

担当者

伊藤久晴